こどもによくある感染症の病気
百日咳
百日咳の原因・症状
百日咳菌という細菌に感染することで起こる病気です。赤ちゃんにとって、とても危険な病気です。咳をするようになったかと思うと次第にそれが強くなり、顔を真っ赤にして激しく咳き込むようになります。咳は発症後1~2週間ごろにピークになり、3~4週ごろに落ち着いてきます。生後6か月以下の赤ちゃんでは強い咳で息ができなくなってしまうことがあり、入院が必要となります。
百日咳の治療
百日咳菌に有効な抗菌薬と咳止めを処方します。
ホームケアのポイント
食事
咳き込むことで吐いてしまうので、消化のよいものを、分量を少なく回数を多くして与えてください。
入浴
咳が軽くなり、機嫌や食欲が通常程度になっていれば、入ってかまいません。
こんな時はもう1度受診しましょう
- ・咳き込みがひどく、息が止まりそうになるようなとき
- ・嘔吐をくり返し、元気がないとき
- ・発熱したとき
登園・登校の目安
百日咳特有の咳が消えるまで、または有効な抗菌薬を5~7日間内服するまでは出席停止することが決められています。
赤ちゃんへの感染に注意!
百日咳を発症している子を赤ちゃんに近づけないでください。
こどもによくある
感染症の病気