こどもによくある感染症の病気
みずぼうそう(水痘)
みずぼうそう(水痘)の原因・症状
水痘帯状疱疹ウイルスによる感染症です。水ぶくれのような赤い発疹が体を中心に口の中から陰部、頭の中まで全身にあらわれます。発疹は2~3日でピークとなり、その後は乾いて黒いかさぶたになり、だいたい1週間程度でおさまります。
みずぼうそう(水痘)の治療
かゆみ止めのぬり薬と飲み薬を処方します。水疱が化膿してしまった場合は、抗菌薬入りのぬり薬や飲み薬を処方します。
症状によっては抗ウイルス薬を処方します。
ホームケアのポイント
かゆみ
ひっかいてかきこわさないよう、爪は短く整えましょう。赤ちゃんの場合は手袋を使うのもいいでしょう。
入浴
お風呂でさっと汗を流すことで、かゆみも化膿もおさえられます。
食事
口の中に発疹ができると痛むため、すっぱいものや塩辛いものは控えましょう。それ以外は
食べられるものを食べて大丈夫です。
こんな時はもう1度受診しましょう

- ・発疹が赤く腫れて化膿してしまったとき
- ・ぼんやり、ぐったりして元気がないとき
- ・3日以上熱が続くとき
登園・登校の目安
1週間ほどたって、発疹が全てかさぶたになったら大丈夫です。ただし、みずぼうそうは感染力がとても強いため、かかりつけの先生に許可をもらってからにしましょう。
こどもによくある
感染症の病気