院長コラム

病気とワクチンのことや、日々感じたことを綴るなだクリ院長のコラムです。

  • 2014.01.21

    なだクリのインフルエンザ対策

    Vol.06

    インフルエンザの流行が本格的になりつつあります。

    病気の診断・治療のために来られた病院や診療所で、新たな感染症をもらってしまったらやり切れませんよね。当院は院内感染の予防に力を入れております

     

    インフルエンザウイルスは、主にくしゃみや咳の飛沫(気道分泌物)で感染します(飛沫感染)。この飛沫は1-2mほどの範囲に広がります(逆にそれ以上は広がらないので、離れていれば飛沫で感染することはありません)。また、飛沫の付いたモノに触り、その手で口・鼻・目などを触っても感染します(接触感染)。そのため、今週始めより感染症待合室をパーテーションで2つに分け、インフルエンザ疑いのあるお子様は写真奥の待合にご案内し、診察室も別とさせて頂いております。IMG_0463IMG_0464

     

    このようにインフルエンザウイルスの感染経路は主に飛沫感染と接触感染ですが、気密な部屋で空気が乾燥していると、長時間ウイルスが浮遊してしまい、離れていても感染してしまうことがあります(空気感染)。当院内では複数の加湿器をフル稼働して湿度を50%以上に保ち、換気も行っておりますのでご安心ください。

    IMG_0462

     

    ただ、感染予防には皆様のご協力も必要となります。感染症状のある方は、マスクの着用院時の手洗い、手指消毒をよろしくお願いいたします!

    IMG_0459

    IMG_0460IMG_0461

ページトップへ

なだクリメンバー募集!

なだクリメンバー募集!詳しくはこちら