こどもによくあるその他の病気
赤ちゃんのでべそ
赤ちゃんのおへそ外来とは?
赤ちゃんのおへそ外来では、生後1ヶ月頃以降の赤ちゃんを対象にでべそ(臍ヘルニア)の治療を行っております。
おへそ外来の時間:
毎週火・水・金曜日の午前診療時間
ご予約方法:
初めてのご相談はwebからご予約ください。
(2回目以降は、専用の時間予約となります。)
赤ちゃんのでべそとは?
赤ちゃんのでべそは珍しいものではありません。お母さんとへその緒で繋がっていたお腹の穴が閉じ切らず、その穴から腸の一部が飛び出ておへその皮膚が膨らむことで、でべそとなります。多くの場合は自然治癒で治ることが多いと言われていますが、残ってしまったり、治っても皮膚のたるみが残ることもあり、より治る確率を上げ、また「早く」「きれいに」治すためには早期にでべそ治療を始めることが効果的です。
- 泣いたりいきんだりするとおへそが大きく膨らむ
- でべそは自然に治ると言われたけれど、本当に治るのか心配
- でべそをキレイに早く治してあげたい
- でべそのことで周囲からイジられたり悩んだりしてほしくない
このような方におすすめです

赤ちゃんのでべそ治療とは?
でべそ治療では「圧迫療法」を行います。医療機関により方法は様々ですが、当院では、まず、テープかぶれを予防するために2種類の消毒液で消毒します。その後、赤ちゃんのおへそのサイズに合わせた綿球をでべその部分に当てて圧迫し、周りの皮膚を寄せて優肌絆で固定します。最後に防水フィルムを貼ります。1週間毎に通院して頂き、でべその経過を診察し、綿球とテープ、防水フィルムの交換をさせていただきます。途中、かぶれが生じたときは炎症を抑えるお薬を塗り、軽快後に再開します。多くの場合、2~3ヶ月程度ででべそが治ります。


治療開始時期
生後1ヶ月以降、なるべく早めに
(※2歳になってもでべそのままであれば手術が必要になる場合があります)
赤ちゃんのでべそは
治療した方がいいの?
幼稚園・保育園や小学校など、集団生活が始まると、お友達に指摘されたり、お子様が気にするようになることもあります。そのため、早めにでべそ治療を開始して「早く」「きれいに」でべそを治すことをおすすめします。
赤ちゃんのでべそにお悩みの方は
当院の赤ちゃんのおへそ外来では、生後1ヶ月以降のお子さんを対象に、おへそを見せていただくことで、将来でべそになる可能性の判断や治療の必要があるかどうかの判断をしております。お子さんがでべそにならないか心配されているお父さん、お母さんがおられましたらまずはお気軽にご相談ください。
こどもによくある
その他の病気
- 赤ちゃんのでべそ(臍ヘルニア)
- 熱性痙攣(けいれん)
- ひきつけ(熱性痙攣)の再発予防
- 鉄欠乏性貧血
- おねしょ(夜尿症)