こどもによくある皮膚の病気
水いぼ(伝染性軟属腫)
水いぼ(伝染性軟属腫)の原因・症状
伝染性軟属腫ウイルスの感染によってできる丸くて光沢のあるいぼです。水いぼ自体は痛くもかゆくもありません。いぼの中にウィルスがたくさん含まれていて、それが接触するとうつります。
水いぼ(伝染性軟属腫)の治療
| くすり | ヨクイニンという漢方薬が効く場合があります。 |
|---|---|
| つまんでとる | どんどん大きくなったり、増える場合はピンセットでつまんでとります。ただ、痛いので痛み止めの塗り薬を塗って、30分経ってから処置します。 |
| 治るまで待つ | 治療をしなくても、1年ぐらいでウイルスに対する免疫ができて自然治癒します。 |
ワイキャンスによる水いぼ治療について
ワイキャンス治療は、薬剤を水いぼ一つずつに塗布し、浅い水ぶくれを起こすことで、水いぼを少しずつ取り除いていく治療法をはじめました。
【以下の手順で行います】
・診察時に、水いぼへ薬剤を塗布します。
・塗布後16〜24時間後に、ご自宅で石鹸と水で薬剤を洗い流していただきます。
・3週間ごとに治療を行い、最大4回まで繰り返します。
【対象年齢】
小学1年以上のお子さんが対象です。
従来のピンセットで水いぼを摘み取る治療と比べて、処置中の痛みがほとんどなく、お子さんが泣かずに治療を受けられることが大きな特長です。痛みに対する不安が強いお子さんにも選択しやすい治療法です。
なお、1回の治療ですべての水いぼがなくなるわけではありません。3週間ごとに治療を繰り返しながら、少しずつ水いぼの数を減らしていきます。
【治療後の注意点】
薬剤を塗布した当日の夜から翌日にかけて、やけどをしたようなジワジワとした痛みを感じることがあります。治療前に、このような症状についても十分にご説明したうえで治療を行います。
こんな時はもう1度受診しましょう
- ・水いぼをひっかいて化膿したとき
- ・水いぼの周囲に湿疹ができ、かゆみがあるとき
登園・登校の目安

出席を停止する必要はありません。
プールの水でうつるわけではないので、プールや水遊びを禁止する必要はありません。裸の体をこすりつけたり、うきわやビート板、タオルを共用したりすることでうつることがあります。

監修医師 名田匡利(なだ まさとし)
なだこどもとアレルギーのクリニック 院長
二児(娘2人)の父 / 医学博士 / 日本小児科学会認定専門医 / 日本アレルギー学会認定専門医 / 「子どもの心」相談医 / 所属学会 / 日本小児科学会 / 日本外来小児科学会 / 日本アレルギー学会 /日本小児アレルギー学会 / 日本小児臨床アレルギー学会 / 日本小児東洋医学会
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